VPSにHTTPサーバを立ち上げる

お次はHTTPサーバを立ち上げます。

今回はnginxを使用します。

Apatchも良かったのですが、全部コミコミでフル実装できる分、余り使わない機能も動いているので、少々重い。

しかし、nginxは必要な機能を別途組み込む必要がありますが、その分軽量です。

スペック的に非力なサーバならnginxを使用する方が良いと思ったわけです。

早速インストール。

$ sudo apt-get install nginx

インストールが終われば、

# service nginx start

ブラウザで

http://[ドメイン名]/

にアクセスして、

Welcome to nginx!

と表示されればOKです。

wwwのルートは

/var/www/html/

です。

VPSサーバにドメインを関連付ける

VPSにサーバを立ち上げましたが、

サーバにアクセスするのにかっこ悪いホスト名が付けられています。

このままでは使いづらいので、ちゃんとしたドメインを付けてあげましょう。

お名前ドットコムなら.clubが30円で取得できます。

でも安いから競争率は高いです。

ドメインの獲得は早い者勝ちなので、VPS立ち上げたら、すぐに購入した方が良いでしょう。

運良くドメインが取れたら、すぐにドメインとIPアドレスを関連付けます。

VPSのIPアドレスをお名前ドットコムに登録する。

DNS関連設定からAレコードに、

[ドメイン名]とwww.[ドメイン名]の2つ、IPアドレスを設定します。

設定が完了して、登録すれば、最長72時間後に設定完了のメールが届きます。

(なので、ドメイン取ったらすぐに設定しましょう!)

お次はconoha側の設定です。

コントロールの逆引きホスト名の欄に、お名前ドットコムで取得したドメイン名を設定します。

これで設定完了。

sshからホスト名で接続してみましょう。

接続できれば設定完了です。

Alexaさんで遊ぼう2 音楽を聴くには?

Alexaで音楽を聴こうと思っても、実は自前で持っている音楽は聴くことができないのです。

ではどうするかというと、他の音楽配信サービスを介して、こちらが要求した音楽をAlexaが探してくれる、という形になります。

対応している音楽配信サービスは、

  • Amazon music
  • Spotifyプレミアム
  • Tuneln

のみ。

Spotifyはプレミアム登録者じゃないと利用できないのが地雷です。

まぁ、Amazon musicも有料サービスなので、どちらにしてもお金がかかるのですが。

でも幸い、オイラはAmazon Prime登録者なので、いまのままでも100万曲の音楽再生はできるのですが、でも、せっかくAlexaさんがいるんですもの、もっと音楽を楽しみたいじゃないですか。

そこで調べてみると、こんな物を見つけました。

Amazon music Unlimitedに登録すると、6500万曲から音楽を再生できます。

しかし、 Amazon music Unlimitedに普通に登録すると、さらに月額780円かかります。

ところが、一番右、Echoプランというのがあり、これを使用すれば 月額380円で Amazon music Unlimitedの曲数がEchoで再生できるのです。

Echoでしか再生しないのであれば絶対このプランの方がお得。

登録方法はAlexaに

「Alexa、 Amazon music Unlimitedに登録して」

と言えば登録完了。

実際に使ってみた。

が、

滑舌が悪いせいか、Alexaさんが正しくアーティスト名や曲名を認識してくれません。

こういうときは、アプリからリストを選択して、再生指示を出すこともできます。

PCなどでストア内を検索し、あらかじめリストに登録することで、Alexaアプリから再生する曲を指示することができます。

特定の曲を聴きたいときは、こちらの方が都合が良いかもしれません。

ちなみに、ストアで検索して見ましたが、自分好みの曲は、Amazon music Unlimitedが一番揃ってるという感じでした。

これはSpotify、YouTubeミュージックと比較して感じたことなので、間違いないです。

ここにはない曲が Amazon music Unlimited にはあることが多かったです。

ただし、あくまでも個人的な見解です。好みは人それぞれですから。

無料期間を利用して比較するのが一番だと思います。

VPSでサーバを立ち上げる!

VPSとはクラウド上にサーバを立ち上げることができます。

レンタルサーバと違うのは、レンタルサーバは機能が制限されている代わりに、

いろいろな機能が簡単に使用することができます。

VPSになると、クラウド上に自分専用の仮想サーバを設置することができ、自由に設定できます。

自由になる分、機能を使用するには自分でサーバの設定を作らなければならず、高度な知識が要求されます。

でも今の連辣サーバでは物足りないと感じたため、VPSでサーバを立ち上げることにしました!

オイラが選択したのはConoha VPSです。

お手頃価格でそれなりのサーバを運用できます。

個人で使用するには十分ではないでしょうか。

OSはUbuntu16.04LTSを選択しました。

自宅で使用しているOSなので、使用しやすいでしょう。

と思ったんですが。

いろいろ勝手が違うもので。

いろいろメモしておきます。

まずはSSHでrootログイン。

キーを作った場合はダウンロードして保存しておく。

そのキーファイルを使用してログインする。

rootで使用し続けるのは危険なので、管理者ユーザーを作成。

# adduser [ユーザー名]

パスワード設定

# passwd [ユーザー名]

ユーザー作成を確認

# su [ユーザー名]

一度抜ける

$ exit

管理者ユーザーにsudo実行権を設定する。

# vi /etc/sudoers

%[ユーザー名]   ALL=(ALL:ALL) ALL

の行を追加。

(%はグループを表す。ユーザーの所属グループはユーザー名と同じ)

# su taki

sudoが使用できることを確認

$ sudo echo “aaaa”

SSHでログインする設定を行う

作成したユーザーのホームへ移動

$ cd ~

./.sshディレクトリ作成

$ mkdir .ssh

実行権の設定

$ chmod 700 .ssh

./.sshディレクトリへ移動

$ cd .ssh

ここで認証キーの作成を行う。

teratermでキーを作成し、秘密鍵、公開鍵を作成

公開鍵を/home/[ユーザー名]/.ssh/にauthorized_keysとして保存

一旦rootに戻る。

$ exit

公開鍵を使用したログインに設定変更

# vi /etc/ssh/sshd_config

AuthorizedKeysFile      %h/.ssh/authorized_keys

の先頭の#を消して保存

SSHを再起動

# service sshd restart

authorized_keysの実行権を変更

# su [ユーザー名]

$ sudo chown -R taki authorized_keys

これで、管理者ユーザーでsshログインできるはず。

秘密鍵を使ってログインできることを確認する。

rootでのsshログインを禁止する。

PermitRootLogin no

に変更。

SSHを再起動

$ exit

# service sshd restart

rootでsshログインできないことを確認。

sshのポート番号を変える

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config

Port [ポート番号]

22から大きな値(空いている番号)を書き込み保存

SSHを再起動

# service sshd restart

新しいポート番号でsshログインできることを確認

ポート番号22でログインできないことを確認

以上。

Alexaさんで遊ぼう

でん

あ、ロゴが枠に入ってない。

AmazonさんからAmazon Echoを買いました。

AIスピーカーの中からAmazon Echoを選んだ理由は、radikoのエリアフリーに対応しているから、です。

セットアップは簡単で、本体に電源を接続し、スマホのAlexaアプリからネットワークの設定を行い、Amazonアカウントにログイン。

これで使用できる状態になります。

そして、radikoのエリアフリーを聞くには、Alexaにradiko.jpのスキルをインストール。これはAlexaアプリから設定します。

Alexaにはこういった機能は「スキル」という形で公開されており、基本無料で使用できます。

スキルはAmazonのサイトからもインストールできますし、声で直接Alexaに指示することもできます。

セットアップしたらこんな感じで動きました。

いろいろいじると面白そうなので、いろいろ試してAlexaさんで遊んでみようと思います。

あ、外出先からAlexaに指示を出すときは、スマホのAlexaアプリから指示するんですよ。