最近分かったのが、マイナポータルへのログインが便利になりました。
これまでマイナポータルにログインする方法は3つありまして、
- PCに接続したICカードリーダーにマイナカードを読み込まる方法
- スマホのマイナアプリからNFCリーダーでマイナカードを読み込ませる方法
- PCに表示されたQRコードをマイナアプリで読み取り、NFCリーダーでマイナカードを読み込ませる方法
このうち、1と3はPCでのログイン、2はスマホでのログインになります。
基本的にログインする度にとの都度手元にマイナカードを用意しなければ行けなかったのですが、
今回、マイナアプリ内に「電子証明書」を保持させることにより、いつもマイナカードを手元に用意しなくても良くなることになりました。
電子証明書を事前に設定する必要がありますが、設定が完了すれば、上の2と3のケースで、マイナカードの用意が不要になります。
手続きはマイナアプリ内で行いまして、パスワードと暗証番号を入力し、マイナカードをNFCで読み取ると、手続き完了。
しばらく待つとマイナアプリ内にある電子証明書によるログインが可能になります。
また、電子証明書によるログインにも毎回パスワードの入力が必要なんですが、スマホの生体認証と連携させることで、パスワードの入力も省略できます。
つまりは、PCからログインする場合、
マイナアプリでQRコード読み取り→生体認証→ログイン完了
っていうぐらいログインが簡単になりました。
ログインする度にマイナカードを用意するのって地味にめんどくさいので、良いですね。
未だにマイナカードに拒否感を持っていて、頑なにまだ持っていない人もいますが、
個人的には、本人確認を行う際、一番信用出来る確認方法がマイナカードによる確認だと思います。
なので、銀行や証券の口座開設、クレジットカードの発行、電話番号の契約などは勿論、今後本人確認が必要なサービスを利用する場合、サービス提供業者はマイナカードによる認証がメインになると思います。
最近では日本に住んでいる外国人が資格がないのに不正にマイナカードを発行してしまい、不正に行政サービスや医療保険を利用していたことがありましたが、
そのマイナカード発行のところで確実にガード出来れば、不正利用は完全に排除できると思います。
外国人による行政サービスの不正利用を防ぐという意味では、マイナカードを普及させるのは非常に有効かもしれません。
そして、そのうちマイナカードを持たないことがいろいろ不便に感じるのかなと思います。
一応、マイナカードの保持は任意なので、マイナカードが無くても本人確認は可能ですが、確認方法はサービス提供業者に裁量によるところがあり、
以前、運転免許証で本人確認を行っていた時代でも、運転免許証がない場合は、水道光熱費の支払い明細などの資料を複数枚用意しなければならないとかあったので、
果たして、こういった手間を今後も続けていけるのか?というふうに考えています。
もしかしたら、「マイナカードは任意じゃ無かったのか!」って言いたいが為にマイナカードを持たない人とか居そう・・・。