変数とは、計算中の値を一時的に保管する入れ物です。
以下のようなソースコードを記述して実行してみましょう。
実行すると出力はこうなるはずです。
では、ソースコードを解説します。
ここで使用する変数を定義しています。
変数には、大きく分けて3つ分けられます。
整数、浮動小数点数、ポインタです。
ポインタについては後々説明しようと思いますので、ここでは整数と浮動小数点数について説明します。
左側のint、floatというのは変数の型、右側には変数名を記述します。
intは整数、floatは小数の型であることを示しています。この型についても後々説明します。
変数は定義しなければ使用することはできません。
ここで変数に値を格納しています。
左辺に格納先変数名、右側に格納する値を記述します。
ここで変数の値を標準出力に出力しています。
変数は格納したままでは、使用者には値がわかりませんので、何らかの形で可視化しなければならないケースがあります。
%d、%fというのは、変数の値を表示する位置と表示形式を表します。そして、printf()の第二引数以降に%d,%fと置き換える変数名を指定します。
%dは、十進の整数で表示、%fは小数で表示する、ということを表しています。これについても後々説明します。
変数の値は基本的に初期値を設定し、初期化する必要があります。
変数は定義した時点では、何が入っているかわかりません。初期化せずに使用した場合はバグの原因となります。変数を定義するときは以下のように初期値と一緒に定義するのが一般的です。
次回はデータ型について詳しく説明します。