最近の若者は英語に弱いらしい。
例えば、ソースコードをビルドした場合に出力されるビルドエラーなんだけど、
基本的にビルドエラーは英語で出力されるので、
そのエラー内容を理解することができないという。
実際、オイラも長年この仕事をやっていると、
英語に苦手意識を持っている若手は正直いました。
ITエンジニアとしては自分でエラーの内容を調べて解決してほしいのだけど、
英語が分からないから、周りの先輩に聞くという行動を取ります。
我々からすると、少しは自分で調べろよ、と言いたい。
今の時代はWeb上に便利な翻訳サイトがあるじゃ無いですか。
何故それを使わないのか。
我々がプログラミングを始めた頃はそんな便利な物はなかったので、
辞書で英単語を調べてエラーを解決していった。
(運が良いことに、そのころのWebには辞書サイトが存在していた)
さらに言うと、オイラの場合は、学生時代に工業英検を受験していたし(合格しないと単位取れなかった)
会社に入って最初の仕事は海外製のデバイスのドライバー開発をしていて、
そのデバイスのリファレンスマニュアルは全て英語だった。
まぁ、それである程度英語に対する耐性は付いていたのかもしれないけど、
ITエンジニアって、何かしら新しいことを調べていると、英語のページに当たることが沢山あります。
ぶっちゃけ、最新トレンドは海外にあるので、大抵英語で書かれています。
時にはトラブル解決のために、英語の掲示板のようなサイトを調べたこともあります。
というか、よくあるエラーメッセージを理解しようとしない時点でまだまだ技術者としては未熟だね。
英文を全て翻訳する必要はありません。
出てくる単語から「なんかこんなこと言ってるような気がする」という理解で十分です。
だから、英語だからって拒否反応を示すようなことは止めてほしい。
がんばって英語と向き合おう。