VPSとはクラウド上にサーバを立ち上げることができます。
レンタルサーバと違うのは、レンタルサーバは機能が制限されている代わりに、
いろいろな機能が簡単に使用することができます。
VPSになると、クラウド上に自分専用の仮想サーバを設置することができ、自由に設定できます。
自由になる分、機能を使用するには自分でサーバの設定を作らなければならず、高度な知識が要求されます。
でも今の連辣サーバでは物足りないと感じたため、VPSでサーバを立ち上げることにしました!
オイラが選択したのはConoha VPSです。
お手頃価格でそれなりのサーバを運用できます。
個人で使用するには十分ではないでしょうか。
OSはUbuntu16.04LTSを選択しました。
自宅で使用しているOSなので、使用しやすいでしょう。
と思ったんですが。
いろいろ勝手が違うもので。
いろいろメモしておきます。
まずはSSHでrootログイン。
キーを作った場合はダウンロードして保存しておく。
そのキーファイルを使用してログインする。
rootで使用し続けるのは危険なので、管理者ユーザーを作成。
# adduser [ユーザー名]
パスワード設定
# passwd [ユーザー名]
ユーザー作成を確認
# su [ユーザー名]
一度抜ける
$ exit
管理者ユーザーにsudo実行権を設定する。
# vi /etc/sudoers
%[ユーザー名] ALL=(ALL:ALL) ALL
の行を追加。
(%はグループを表す。ユーザーの所属グループはユーザー名と同じ)
# su taki
sudoが使用できることを確認
$ sudo echo “aaaa”
SSHでログインする設定を行う
作成したユーザーのホームへ移動
$ cd ~
./.sshディレクトリ作成
$ mkdir .ssh
実行権の設定
$ chmod 700 .ssh
./.sshディレクトリへ移動
$ cd .ssh
ここで認証キーの作成を行う。
teratermでキーを作成し、秘密鍵、公開鍵を作成
公開鍵を/home/[ユーザー名]/.ssh/にauthorized_keysとして保存
一旦rootに戻る。
$ exit
公開鍵を使用したログインに設定変更
# vi /etc/ssh/sshd_config
AuthorizedKeysFile %h/.ssh/authorized_keys
の先頭の#を消して保存
SSHを再起動
# service sshd restart
authorized_keysの実行権を変更
# su [ユーザー名]
$ sudo chown -R taki authorized_keys
これで、管理者ユーザーでsshログインできるはず。
秘密鍵を使ってログインできることを確認する。
rootでのsshログインを禁止する。
PermitRootLogin no
に変更。
SSHを再起動
$ exit
# service sshd restart
rootでsshログインできないことを確認。
sshのポート番号を変える
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
Port [ポート番号]
22から大きな値(空いている番号)を書き込み保存
SSHを再起動
# service sshd restart
新しいポート番号でsshログインできることを確認
ポート番号22でログインできないことを確認
以上。