【Laravel】【Vue.js】【ホテル予約管理】Vue.jsで実装する

最新ソースはこちら。

https://github.com/takishita2nd/hotel-mng

この画面を見て、思ったのは、

すげぇ窮屈だな、と。

この一覧画面に表示するのは、簡単な情報だけにして、それ以外の情報は、詳細画面へのリンクをクリックすることで表示させよう、と思ったのです。

やはり避けて通れない、Vue.jsの実装。

Laravelプログラマーの宿命。

まずは、部屋一覧を取得するWebAPIを実装します。

まずはルーティング。

Route::post('/api/rooms', 'ApiController@rooms');

コントローラー。

use Illuminate\Http\Request;
use App\Repository\RoomRepository;

class ApiController extends Controller
{
    public function __construct()
    {
        $this->middleware('auth');
        $this->room = new RoomRepository();
    }

    public function rooms(Request $request)
    {
        return response()->json(['roomLists' => $this->room->getList()]);
    }
}

リポジトリは既存のものを使います。

違うのは、返信するデータはJsonであること。

Laravelでは一発でJsonに変換できるんですね。便利。

Viewの実装。

                    <detail-component></detail-component>

とりえあず、テンプレートの実態はVue.js側に書くので、ここではVueのテンプレートを配置するタグを書きます。

そして、Vueに追加したコンポーネントを有効化します。

Vue.component('detail-component', require('./components/DetailComponent.vue'));

resource/assets/js/app.jsに追加します。

こうすることで、npm run devで追加したコンポーネントもビルドに含めてくれます。

さぁ、ここからが本番だ。

まずはテンプレートの部分

<template>
    <div class="details">
        <table>
            <tr>
                <td>
                    <select v-model="selectYear">
                        <option v-for="year in years" v-bind:value="year.value">{{ year.text }}</option>
                    </select>
                </td>
                <td>年</td>
                <td>
                    <select v-model="selectMonth">
                        <option v-for="month in months" v-bind:value="month.value">{{ month.text }}</option>
                    </select>
                </td>
                <td>月</td>
                    <select v-model="selectRoom">
                        <option v-for="room in rooms" v-bind:value="room.id">{{ room.name }}</option>
                    </select>
                </td>
            </tr>
        </table>
    </div>
</template>

とりあえず、フィルタを行う年月と部屋を表示する実装にしています。

いずれ、予約一覧もこの中に入れます。

まだ途中なので。

<script>
    export default {
        data() {
            return {
                selectYear: 2019,
                years:[ 
                    {text:'2019',value:2019},
                    {text:'2020',value:2020},
                ],
                selectMonth: 1,
                months:[ 
                    {text:'1',value:1},
                    {text:'2',value:2},
                    {text:'3',value:3},
                    {text:'4',value:4},
                    {text:'5',value:5},
                    {text:'6',value:6},
                    {text:'7',value:7},
                    {text:'8',value:8},
                    {text:'9',value:9},
                    {text:'10',value:10},
                    {text:'11',value:11},
                    {text:'12',value:12},
                ],
                selectRoom: 0,
                rooms: [],
                result: [],
            }
        },
        created: function() {
            this.getRooms();
        },
        methods: {
            getRooms: function() {
                var self = this;
                axios.post('/api/rooms').then(function(response){
                    response.data.roomLists.forEach(element => {
                        console.log(element.name)
                        self.rooms.push({id:element.id, name:element.name});
                    });
                }).catch(function(error){
                    console.log("失敗しました");
                });
            }
        }
    }
</script>

年月はベタ書きです。

リストデータを定義して、v-forでoptionタグに展開する仕組み、v-modelで選択した値をバインドさせています。

この画面が読み込まれたら、axiosを使ってAjaxでデータの取得を行います。

axiosはデフォルトで組み込まれているみたい。Ajaxを行うためのライブラリです。

POSTで指定したURLに送信し、正常に受信できればthenの処理に、何かしらエラーが発生した場合はcatchの処理に移ります。

thisをselfに設定しているのは、thenやcatchの中ではthis=Vueではないので、selfにVueを退避させて置かないと、then/catchの中でVueのデータにアクセスできないためです。

で、thenの中で、レスポンスからデータを取得して、リスト化。

そのリストをテンプレート側で参照してoptionタグを作成します。

下のフィルタが今回Vueで表示させたものです。

上の部分はあとで消します。