案件探しで分かった、現在のSES市場の状況

5月~8月まで4ヶ月間、案件探しをして分かった現在のSES市場です。

やっぱり噂通り、コロナ禍収束に伴い、リモートワークから出社回帰の流れが強い模様。

中にはリモートワークがメインなのに地方NGというプロジェクトもあり、良く理解できません。

そのため、札幌在住が東京の案件に応募しようにも、地方在住だからNGとなるケースもありました。

そもそも出社回帰のためにリモート可案件も少なくなっているとのことです。

希望としては、東京済みにはデメリットも多く、やはり通勤ラッシュは通勤だけで疲れる都会生活はメンタルに悪影響があり、さらに東京と言うだけで家賃が高く、スペースも狭い生活はかなりQOLが低くなります。

地方都市ならばこれらも改善できるので、本社移転までは行かなくても、サテライトオフィス設置というのも良いかと思います。

さらに言うと、昔から人手不足と言われているので、人材確保のためにも、様々な働き方を許容する仕組みを整えないと、人材流出の危険性があります。

これは以前にも聞いたのですが、Javaのエンジニアが多すぎ問題。

我々おっさんエンジニアはC言語で経験を積んでいましたが、若手エンジニアはC言語をすっ飛ばしてJavaのみを勉強して学校を卒業してきた人達が多いとのことです。

Java案件は募集人数よりも応募人数の方が多い反面、それ以外の言語(印象ではPythonやGo言語の需要が高い)が使えるエンジニアが足りていない模様です。

もうJavaが出来るだけでは案件を獲得することは難しいため、Java+αのスキルが必要となります。

例えば、フレームワーク(springbootが多い印象)、AWSなどクラウドインフラの使用経験がある、Java以外の言語も使える、などのスキルが必要になります。

後はやっぱりWeb系が多いですね。

Web系システムは主にフロントエンドとバックエンドに分かれて開発するケースが多く、フロントエンドはJSから発展したフレームワークを使用することが多く、バックエンドはフロントエンドで使用して貰うAPIを開発する、というケースが多いのですが、

たまに古いシステムの案件もあります。JSPやPHPベースのフレームワークなど。

フロント、バックどちらかに全振りするのもありですが、どちらも対応出来る人が重宝されそうです。これでインフラ周りもこなせたらフルスタックエンジニアの完成ですね。

あと、心配されるのがメンタル不調の再発の可能性。

これは実際やってみないと分からないと言うのが正直なところで、ただ今はメンタルヘルス関連の書籍を読み、実践しているという状態なので、睡眠と運動と食事に気をつければ問題なしと思っています。

問題はこの生活習慣を続けられるか、なのでありますが。

まぁ、余り気負いすぎるとプレッシャーになるので、「何とかなるんじゃね?」というメンタルで頑張っていこうと思います。