お酒を飲みながらこの本を読んだのですが、改めて、量子コンピュータってすげぇなって思いました。
この本はKindle Unlimitedを利用していれば読み放題で読むことができます。
こちらでも量子コンピュータにも触れましたが、この本を読むと、さらに量子コンピュータについて理解することができます。
量子コンピュータの概念としては、こちらの記事で間違いないようです。
しかし、0と1を重ね合わした状態というのは、正確には、0でもあり、1でもある状態、ということみたいです。
これは、通常のコンピュータでは値は0か1というふうに定まっているけど、量子になると0と1が共存している状態。この値は確率で決められるため、参照するタイミングによって、0でもあり、1でもある状態を指します。
これを応用した量子コンピュータでは並列処理が得意になる。
(いや、この概念を理解するには量子とは何かについて理解しないとダメかもしれない。)
なぜ暗号の解読が困難か?
暗号化には素因数分解の計算が応用されているためらしい。
素因数分解を計算するには、いろいろな値で割って割りきれるかどうか、の計算を行わなくちゃいけない。
小さい数字なら簡単に解を求めることができますがこれが1万桁ぐらいになると、スーパーコンピュータでも数年以上もかかると言われています。
しかし、量子コンピュータなら、並列処理が得意なので、こういった計算も数時間で解くことができる(らしい)。
現在の暗号化技術にも、素因数分解の仕組みが利用されているため、量子コンピュータでは数時間で暗号を解読できる、と言われているためだそうです。
うん、まだまだわからないところはたくさんあるな。
量子→並列処理のところと暗号の仕組みだね。
自分ももっと勉強します。
しかし、そう考えると、物理は面白い。