アジャイルはよくウォーターフォールと比較されるのですが、
その中で、アジャイルはウォーターフォールより優れているんでしょ?
とよく言われるようです。
その誤解を解いていきたいと思います。
誤解1.アジャイルはウォーターフォールより優れている。
そんなことはないですw
アジャイルでも得意としているケースと得意じゃないケースがあります。
例えば、常にニーズが変化し、それらをプロダクトに取り込んでいかなくちゃいけない、というケースはアジャイルが得意としているケー死ですが、
逆に、作る物があらかじめ決まっていて、変更されることがないケースはアジャイルにするメリットは無く、逆にウォーターフォールが得意とするケースです。
このプロダクトがどちらのケースに当てはまるか、を役考えて開発手法を選ばなければなりません。
誤解2.ジャイルはドキュメントを作成しない。
そんなわけありませんw
ジャイルソフトウェア宣言というのがあるのですが。
https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
その中に、「包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、」「左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。」
とあります。
ドキュメントなんて不要とはどこにも書いてませんよね?
アジャイルでもドキュメントは書きます。でも、それにかける工数はコーディングやテストよりも遙かに少ないです。
誤解3.アジャイル開発という言葉は存在しない。
アジャイルとはソフトウェア開発の状態を表す言葉で、開発手法ではありません。
アジャイルなソフトウェアを実現する開発手法は沢山あるのですが、代表的なのはスクラム開発です。
スクラム開発という手法を取り入れることにより、ソフトウェア開発の状態がアジャイルである、と言うことです。
ま、それを維持するためにスクラム開発とは何か、を関係者全員が理解しないといけませんし、
オイラも今の現場が初めてのスクラム開発ですが、初めて知ることが多く、なかなか面白いな、と思いました。
こちらでも少し書きましたが、
これ以外にも新たな気づきがありました。また別の機会にまとめたいと思います。