前回はこちらに書いたのですが。
新たな気づきを書いていきます。
属人化を防ぐ取り組み
属人化とは、例えば「この作業はこの人にしか出来ない」という状態です。
この状態を作ってしまうと、その人が不在の場合、完全に作業が止まってしまいます。
それを防ぐ取り組みとして、情報を共有する時間を設定したり、ひとつの作業を複数のタスクに分けて複数人で取り組めるようにしたりして属人化しないように工夫しています。
特に、一つのPBIアイテムを一人で作業しないようにあえて他の人にやらせる、というのも、なるほど、と思いました。
プロダクトオーナー(PO)にもスキルが求められる。
POとは、まぁ、プロダクトを発注して、受け入れる側のプレイヤーですが、
POはプロダクトを受け入れる役割があるのと同時に、開発メンバーにプロダクトの内容をきちんと説明できなければなりません。
さらに、スクラム開発の性質上、POと開発メンバーは対等な立場なので、
POの説明が分からないと、「こんなんじゃ作れねーよ!」と、逆に開発メンバーから怒られるという現象が発生します。
いままでの現場では考えられませんよね。お客様の要求は絶対なので。
なので、PO側も開発メンバーにきちんと説明できるだけのスキルが求められます。
スクラムマスターは空気のような存在。
スクラムマスターは常に開発メンバーと一緒にいるのですが、
開発メンバーではないので、開発には参加しません。
開発者どうして、開発について議論するにしても、スクラムマスターは一切口出ししません。
が、開発メンバーの取り組みを常にチェックして、振り返りのネタを作成します。
俺だったら眠くなりそう。
でも、スクラムマスターは、スクラム開発の状態維持の監視と同時に、POや他部門との調整を行う、いわば窓口的な存在なので。
スクラムマスターも大変そうだなぁ。
お、言う感じで。
また気がついたことを書いていきたいと思います。