【LARAVEL】【ダイエット支援】ページネーションを実装する

前回までの状況はこちら。

最新ソースはこちら(gitHub)

https://github.com/takishita2nd/diet-mng

データ一覧画面にページネーション機能を追加します。

1画面に表示するデータの数を絞り、ページ切り替えによって表示するデータを切り替えるというものです。

データの数が多くなったらこういう機能も必要になると思います。

やり方は主に2つありまして、

一つは、一度すべてのデータを取得し、その後はフロント側でよしなにするパターン。

もう一つは、ページ切り替えをするごとに必要なデータを取得するパターンです。

今回は後者の方を採用しようと思います。

まずは、データ数からページ数を求める処理を作成し、ページ切り替えの機能を作成していきます。

リポジトリの実装。

    public function getTotalRecord($user)
    {
        return $user->WeightManagements()->count();
    }

count()でデータ数が取れるんですね。便利。

コントローラーの実装。

    /**
     * データのレコード数を取得する
     */
    public function total(Request $request)
    {
        return response()->json(['total' => $this->weightManagement->getTotalRecord(Auth::user())]);
    }
Route::post('api/weight/total', 'Weight\ApiController@total');

ページを表示したら、このAPIを使用するようにします。

    created: function() {
        this.updateList();
        this.createPagenate();
    },
    methods: {
        createPagenate: function() {
            var self = this;
            this.pagenates = [];
            axios.post('api/weight/total').then(function(response){
                var total = response.data.total;
                self.maxPage = Math.floor(total / 10) + 1;
                for(var i = 1; i <= self.maxPage; i++) {
                    self.pagenates.push(i);
                }
            }).catch(function(error){
            });
        },

APIでデータ数を取得し、そこからページ数とページネーションのリスト(1,2,3…)をリストで作成します。

これを使用して、テンプレートを作成します。

            <div id="pagenate">
                <ul>
                    <li>
                        <a href="#" v-if="prevShow" @click="prevPage()">&lt;</a>
                        <b v-else>&lt;</b>
                    </li>
                    <li v-for="page in pagenates">
                        <a href="#" v-if="currentPage != page" @click="changePage(page)">{{ page }}</a>
                        <b v-else>{{ page }}</b>
                    </li>
                    <li>
                        <a href="#" v-if="nextShow" @click="nextPage()">&gt;</a>
                        <b v-else>&gt;</b>
                    </li>
                </ul>
            </div>

前のページ(<)、ページ数指定、次のページ(>)の順に表示させています。

ただ、1ページ目に場合は前のページが非活性化、最大ページのときは次のページが非活性化、あとは、現在のページと同じページへのリンクが非活性化させる必要があります。

これはv-ifで表示を切り替えています。

判定はcomputedで実装しています。

    computed: {
        prevShow: function() {
            return this.currentPage != 1;
        },
        nextShow: function() {
            return this.currentPage != this.maxPage;
        },
    },

あとは、ページをクリックしたときの処理を作成していきます。

        changePage: function(page) {
            this.currentPage = page;
            this.updateList();
        },
        nextPage: function() {
            this.currentPage += 1;
            if(this.currentPage > this.maxPage) {
                this.currentPage = this.maxPage;
            }
            this.updateList();
        },
        prevPage: function() {
            this.currentPage -= 1;
            if(this.currentPage <= 0) {
                this.currentPage = 0;
            }
            this.updateList();
        },

リスト更新処理も修正します。

        updateList: function() {
            this.datalists = [];
            this.contents.page = this.currentPage;
            this.param.contents = this.contents;
            var self = this;
            axios.post('api/weight/list', this.param).then(function(response){
                response.data.dataLists.forEach(element => {
                    self.datalists.push({
                        id: element.id,
                        date: element.datetime,
                        weight: element.weight,
                        fat_rate: element.fat_rate,
                        bmi: element.bmi
                    })
                });
            }).catch(function(error){
            });
        }
    /**
     * データを取得する
     */
    public function list(Request $request)
    {
        return response()->json(['dataLists' => $this->weightManagement->list(Auth::user(), $request->contents["page"])]);
    }
    public function list($user, $page = 1)
    {
        return $user->WeightManagements()
                    ->orderBy('datetime', 'desc')
                    ->skip(10 * ($page - 1))
                    ->limit(10)
                    ->get();
    }

日付で降順に並べ替え、ページの開始から10件取得する、という処理に変更しています。

実行結果はこちら。

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