コンピュータでメモリは重要。
一般的な使い方をする場合ならメモリは4GBで十分かもしれないけど、やはり快適に使うには8GBはほしい。
ソフトウェア開発者なら16GB、動画編集とかだったらより多くのメモリが必要だったりします。
なぜメモリが必要なのか?
コンピュータはプログラムを実行するのにメモリを使用します。
なのでたくさんコンピュータにお仕事させると、それだけたくさんメモリを消費します。
でもメモリの量は有限なので、たくさん仕事させると、いつかはメモリが足りなくなります。
そうなった場合、コンピュータはメモリ領域を確保するために、メモリのデータをストレージに吐き出し、メモリの容量を確保します。
このデータ領域を仮想メモリ、こういった処理をスワッピングまたはページングといいます。
この機能があるがために、少ないメモリでもコンピュータは動作できるのですが、この処理が頻発すると、ストレージのアクセスが多くなり、大幅な遅延が発生します。
この処理を減らすにはメモリの量を増やすしかありません。快適に作業するにはメモリを増やすのが一番良かったりします。
では、Linuxでメモリを確認する方法。
ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力します。
$ sudo lshw
ハードウェアの情報を出力します。
その中にこんな表示があります。
bank0が元々搭載されていたメモリ、bank1が新たに追加したメモリです。
詳細の項目にSODIMMとあるのは、これはノートPC用のメモリであるということを示しています。デスクトップ用とノート要はパーツのサイズが違うので、物理的に増設することができません。
また、DDR3というのはメモリの種類、1600MHzというのはメモリの動作環境です。これらは元々積んであるメモリと同じ型を選択したほうがいいでしょう。
というわけで、追加したメモリと同じ物を買いました。
そして、増設後はlshwの出力はこうなりました。
メモリのサイズが4GBから16GBに増えました!
これでこのPCも開発用PCです!!