例のメルカリ問題に思うこと。

元ネタはこちら。

このニュースを見た後に、YouTubeでこんな動画を拝見しまして、

この動画を確認したところ、

この例ではAmazonなのですが、

商品を購入後、一方的にキャンセル扱いにされ、

「Amazonの問題により、着払いで発送します」と連絡が来た物の、

届いたのは全く別の商品だった、ということです。

これについてやっかいなのは、キャンセル扱いされたことで、Amazonがコントロールできないところで金銭のやりとりが発生し、騙されてしまったこと。

Amazonのコントロール外なので、Amazonに被害を訴えてもAmazonは対応してくれません。

というのが一番の罠。

対策としては、こういう詐欺の事例をよく理解しておくことと、身に覚えのない着払いには応じないこと。

で、今回のメルカリ詐欺にも同じ事が言えるのかなぁって。

いや、キャンセルするよう指示するメルカリ運営もかなり問題ですが。

上の理論だったら、キャンセルしてしまったらメルカリの影響外となるので、民事での対応とならざるを得ない。

なので、メルカリ運営が叩かれるのも仕方の無いのですが、その前に自衛すると言うことも考えないと行けません。

取引結果に納得いかないなら絶対に取引を完了しない、とかね。

まーメルカリやヤフオクはCtoCと呼ばれるサービス形態と言われています。

Cはカスタマー、要は利用者同士の取引であり、メルカリやヤフオクはその場を提供しているだけ、とも言えます。

その一方でAmazonや楽天市場などはBtoCと呼ばれているサービス形態です。

Bはビジネス、Cはカスタマーなので、小売店とお客の取引ということですね。

ちょっと前にショッピングサイトの開発案件の話を聞いて、覚えました。

で、BtoCのサイトは比較的簡単で、フリーのフレームワークなんかも数多くあり、少しの知識があれば簡単に導入することが出来ます。

ただ、CtoCとなると、途端に難しくなるんですよね。

CtoCはフリマがベースになっているので、取引交渉は基本的に顧客同士でやって貰うことが前提になっています。

サービス開始当初のヤフオクやメルカリは発送先情報やお金振込先口座などの情報などをユーザー同士でメール交換して商品とお金のやりとりをしていたんですよね。

そのあとクレカ決済できるようになったり、匿名でも発送したり受け取れたりなりました。

これは一連のやりとりの流れをシステムとして組み込んだり、流通業者との協力があって成り立つので、

それを可能にしたメルカリやヤフオクはやっぱり凄いんです。

商品発送するときは店舗に行って、アプリに表示されたバーコードをスキャンして窓口に持っていくだけですからね。

まぁ脱線しましたが、

本来FaceToFaceで行わなければならない取引をWeb完結させてしまっている以上、中には悪いことを考えて使用している人もある程度存在しますので、

そういったリスクを承知して自衛を心がけるのと、

あと、運営側も被害者に寄り添った対応をしていただきたいと思いいます。