14日の米株式相場は下落。取引終盤のテクノロジー株持ち直しで下げを一部埋め、日中安値は離れた。ただ、高インフレと対峙(たいじ)する米金融当局の積極的な政策対応で米国がリセッション(景気後退)に陥りかねないと懸念される中、不安定な市場センチメントは続いた。外国為替市場では円が対ドルで1ドル=135円47銭と、1998年10月以来、24年ぶり安値。金融政策における連邦公開市場委員会(FOMC)と日本銀行の乖離(かいり)がマネーを米国に引き寄せている。
FXニュース:米連邦準備制度理事会(FRB)は14日から15日の2日間にわたり連邦公開市場委員会(FOMC)を開始した。FRBは5月のFOMCで、2000年以降で最大となる0.5%の利上げに踏み切った。インフレ抑制のために6月、7月のFOMCで0.5%の利上げを実施する姿勢を示していたが、予想を上回る最近のインフレ指標を受けて、FRBは0.75%の利上げを容認する可能…
【NQNニューヨーク=戸部実華】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落した。前日比151ドル91セント(0.5%)安の3万0364ドル83セントで終え、連日で年初来安値を更新した。15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)結果の発表を控え、積極的な米金融引き締めを警戒した売りが優勢だった。ただ、米株は前日までに売り込まれており、会合後の相場の反応が読めず、ダウ平均は下げ渋る場面もあった
14日午後のニューヨーク外国為替市場では、円の対ドル相場が24年ぶりの安値に下落。金融政策における米連邦公開市場委員会(FOMC)と日本銀行の乖離(かいり)がマネーを米国に引き寄せている。
ロシアの国営天然ガス企業ガスプロムがロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム1」を経由して送るガス輸送量が減少している。欧米諸国の対ロシア制裁により、機器サプライヤーの独シーメンス・エナジーがカナダで整備中のタービンを返送できないためという。
日本マクドナルド株式会社は、今もなお根強い人気を誇るTVアニメーション作品『機動戦士ガンダム』(1979年放映開始)で主人公アムロ・レイの宿敵として幾多の戦いを繰り広げてきた「赤い彗星」シャア・アズナブルと
米最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者、コインベース・グローバルは14日、従業員の18%を削減することを明らかにした。数億ドル規模の時価総額を失った仮想通貨市場はさらに悪化している兆候があらためて示唆された。
【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク株式相場は、5月の米卸売物価指数の上昇率が小幅にとどまったことでインフレ懸念が後退し、反発して始まった。…
トヨタ自動車の国内全工場が3月1日に仕入れ先へのサイバー攻撃により稼働停止した問題で、攻撃を仕掛けたのは「ロビンフッド」と名乗るハッカー集団だったことが14日、分かった。攻撃を受けたのはトヨタに樹脂部品を供給する小島プレス工業(愛知県豊田市)。子会社が利用していたリモート接続機器から2月末、「ランサムウエア」(身代金要求型ウイルス)の侵入を許した。小島プレスは被害の拡
【ワシントン共同】米労働省が14日発表した5月の卸売物価指数は、モノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より10・8%上がり、上昇率は4月の10・9%(改定後)から鈍化した。伸び率が縮小したのは2カ月連続。ただ、2桁の上昇率が続き、ウクラ…
アメリカ風のパイやサービスが親しまれたレストランのアンナミラーズ。国内唯一の店舗を閉店すると、運営会社が発表しました。1973年、東京・南青山に1号店をオープンしたレストランのアンナミラーズは1990年代に最盛期を迎え、最も多い時は21店舗を展開しました。アメリカ風の料理やサービスが特徴で、ざくざくと食べ応えのあ…
「都民割」が10日から再開しましたが、既に予約が一杯で、利用できないケースも出てきています。一方、宿泊施設側からは、「都民割を適用するには、ハードルがある」という声もあがっています。 ◇「都民割」について、街で話を聞きました。都民「仕事の休みが不定期なので、友達と予定も立てづらくて」都民「(情報を)知る機…
連日の円安に続き、3日連続で下落する株価。円安の原因と言われている日米の金利差も、アメリカやイギリスでのさらなる「利上げ」で広がる可能性も…。急速な円安進行に、鈴木財務大臣も「憂慮している」とコメントする中、日銀が行った「指し値オペ」とは?このまま円安が進めば日本人が好きなアレがピンチ?!詳しく解説します。(かん…
◆22年4月期の経常利益(非連結)は前の期比2.9倍の41.4億円に伸びて着地。続く23年4月期も前期比44.1%増の59.8億円(予想レンジ中値)に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった・・・。
新型コロナ下で投資家の間でブームになった、米国の株価指数にレバレッジ(てこ)をかける投資信託が今年に入り、下落している。米国の主要3指数は大幅に下がり、13日の米ニューヨーク株式市場では今年の最安値…
14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、2万6629円と約3週間ぶりの安値で取引を終えた。3日間で1600円超下落した。米国で金融引き締めが加速するとの懸念が強まり、13日の米株式市場ではダウ工業株30種平均やハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数がそろって年初来安値を更新した。14日にはハイテク企業が多い韓国や台湾にも売りが波及。欧州株も一時下落し、世界の株式市場が揺れている。市
出光興産は14日、グループ会社である西部石油(東京・千代田)の山口製油所(山口県山陽小野田市)を停止すると発表した。グループで原油処理能力の約13%を減らす。同日記者会見した出光の丹生谷晋副社長は「北海道・東北以外のエリアはすべて余剰にある」と述べ、製油所再編はこれで終わりでないとの考えを示した。今回、稼働を停止する山口製油所の処理能力は日量12万バレル。出光は西部石油に38%出資していた。1
九州電力は東京ガスと進めている千葉県の液化天然ガス(LNG)火力発電所の建設計画から撤退する。2028年にも出力195万キロワットの発電所を建てる計画だった。燃料価格の高騰で電力小売りの採算が悪化し、投資負担を回収できないと判断した。国は16年に電力小売りを全面自由化し、新規参入で電力会社間の競争を促してきた。発電所の新規計画が相次いだが、ウクライナ危機などで燃料高が長引き、計画を見直す動きが